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小谷村地域おこし協力隊(おたり自然学校担当)を募集します!!


現在募集は終了しました。

しかし、おたり自然学校担当の地域おこし協力隊として、小谷村の活性化に貢献したい!!というポジティブな想いを持った方がおられた場合、再募集をかける可能性もありますので、気になった方は気軽にお問い合わせください。

 初めまして。おたり自然学校 代表の大日方(おびなた)と申します。このページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 現在、長野県小谷村(おたりむら)及びおたり自然学校では、自然に関わるあなたの得意・大好きな分野(例えば野鳥、虫、草木、アウトドアスポーツ、自然を生かしたモノ作り、山の恵みを活かした料理などなどなんでもOK!)でこの地域の「ありのままの自然」を活かし、地域活性化に貢献していただける人材(地域おこし協力隊員)を募集しています。採用された暁には、地域おこし協力隊の制度上は村役場の嘱託職員になりますが、日々役場へ通うのではなく、活動自体は私たちおたり自然学校が受け入れ先となり、日々小谷村の大自然をフィールドに思う存分に活動を行っていただきます。


今回の募集について、私やおたり自然学校、地域の紹介などを交えながら説明させていただきます。

※以下はあくまでも私の主観であり地域の総意でないことを予めご了承ください。


●おたり自然学校 代表 大日方について

 私は長野県千曲市の出身で、9年前に小谷村へ移住しました。幼少期は祖父母に連れられ山へ山菜・きのこ採りに出かけたり、田んぼ畑仕事を手伝ったり、自然の中でたくさん遊び回って育ちました。そんな経験もあってか「狩猟採取」をこよなく愛し、ほぼ毎日山へ分け入り季節に応じた旬の山の恵みを採って食べる自給生活をおくっています。

 大学への進学で千葉県に移り住みましたが、いつからか「地域(長野)の豊かな自然を活かして人の役に立てる人になりたい」という漠然とした想いが芽生え、卒業後はNPO法人千葉自然学校という団体の職員となり、週末、長期休みのキャンプ企画、同団体が運営する青少年教育施設での学校団体受け入れなどで主に子どもたち向けの自然体験プログラム開発・提供を行うなど、自然体験活動の指導者としての経験を積みました。

 いよいよ長野に戻り活動したいという想いが強くなった時に、ありのままの自然が残っていて(幼少期に開発によって原風景がなくなってしまったことが影響しています。)人口減少で若者も少なく困っている地域の方がお役に立てるのではないかと考え、地元ではなく小さな村で移住先を探しました。その中で、一際目を引いたのが小谷村でした。自然好きから見たら小谷村はまさに資源の宝庫で、最初はなぜこの地域で過疎化が進んでいるのか不思議に思いました。さらに、小谷村が当時も「地域おこし協力隊員」の募集をしており、自身が地域のことを知るためであったり、いろいろいな勉強や資格取得(任期中に狩猟免許などを取得)に費用と時間を割くことができると分かり、こんなに素晴らしい制度なら利用しない手はないと思い、小谷村に移住し、3年間協力隊員を務め、任期後の2017年にこの地域で暮らし続けていくための自身の生業として「おたり自然学校」を起業しました。


●おたり自然学校について

 おたり自然学校は、開業して6年目を迎えました。事業内容は主に里山をベースに、キャンプ場運営、古民家宿泊施設運営、ガイドツアー・イベントの企画運営などを行っています。現在常勤スタッフは私も含む2名(アルバイト数名)で、主催事業の企画はほぼ私1人で行っているため、山菜・きのこ狩りや狩猟体験など、比較的自身のライフワークでもある「狩猟採取」に偏っています。笑 他にも地域の宿泊施設と共同で宿泊者向けの自然体験プログラムを企画運営したり、行政などから依頼を受けて地元の子どもたち、移住希望者などに向けた体験をオーダーメイドで企画するなど、地域のニーズや地域課題解決のために柔軟に事業を展開しています。ただ、当団体も例外なくコロナの波に揉まれ、ここ2、3年は経営が非常に苦しく、人材が不足していることもあって思うように前進できずにいました。


●小谷村について

 小谷村は南北に長い長野県の最北西端、北アルプス北部の山麓、新潟県との県境に位置する人口約2,700人の山村です。冬は県内で2番目に雪が多く積もる豪雪地域で、3つ並ぶスキー場エリアを中心に、スキーやトレッキングなどの観光を主産業とした地域です。

 敷地面積の約9割が森林で、ざっくり東には「妙高戸隠連山国立公園」、西には「中部山岳国立公園」の2つの国立公園の一部が含まれ、全国的にも貴重な自然景観や生態系などに恵まれた地域でもあります。平坦な場所はあまりなく、スキー場エリアを少し離れれば、山の斜面に人家や田畑が点在しているように見え、初めて訪れた方からは「まるで日本昔ばなしの世界のよう」とよく言われるように日本の原風景が広がっています。さらに、1時間もかからず日本海へ出られるため海との結びつきも強く、かつての内陸と海との交易路である「古道塩の道」や、新潟県に影響を受けた様々な文化も残っています。

 雪国の暮らしは、冬の雪かきなどが大変ではありますが、その分四季の移ろいをしっかり肌で感じることができ、夏でも山々が蓄えた雪解け水によって水には困ることがなく、山菜・きのこ、清流を泳ぐ渓流魚など野山の恵がとても豊富だったり、大変に勝る素敵なところがたくさんあります。冬越しに備えて春に採った山菜や夏に畑で収穫した野菜を塩漬けなどにして保存するなど、古くから自然に逆らわず寄り添い、その恵みを巧みに活かし、自然と共生するための暮らしの知恵が育まれてきました。地球温暖化による気候変動など、待ったなしの環境問題が山積する現代において、この地域にはとても大切で残すべき文化や精神が息づいていると感じています。


●今地域で起こっていること

 私が小谷村に移住してから9年が経ち、当初に比べるとまず人口が400人ほど減りました。住んでいる集落はもちろんですが、例えば所属する猟友会などの集まりでもいまだに最年少のままのものがほとんどで、若い世代の移住者はとても少ないです。

 地域には本当にたくさんの課題が山積していますが、第一に、ほとんどは人口減少による人不足に起因していると考えられ、ありとあらゆる分野で担い手が不足しています。そして、これまで地域の自然・文化を守り繋いできた最後の砦とも言える世代の方々が次々に亡くなってしまい、土地の荒廃が加速し、それに比例するかのようにここ数年の急速な自然環境の変化に驚かされています。例えば、もともと小谷村はとても夏が短い(お盆が過ぎたらもう秋の気配が漂い始める)地域でもありますが、今は9月の半ばまで30℃近い夏日が続き、それによってやはり秋のきのこが発生リズムが狂ってしまっていたり、小さな生き物たちに大きな影響を与えているようにう感じます。冬には2月までまったく雪が積もらない観測史上初めての事態も発生しました。他にも、ハリエンジュ(ニセアカシア)や、セイタカアワダチソウなどの外来生物が至る所で繁茂するようになったり、ニホンジカが爆発的に増えていたり、ナラ枯れ病が急速に広がったり、もとある生態系も刻々と変貌しつつあります。

 人口減少などによって衰退する地域、気候変動などによって変わりゆく自然。これらに危機感を覚え村役場と相談した結果、今回の人員募集の運びとなりました。


●おたり自然学校の目指すもの

 おたり自然学校ではこれから、この協力隊募集などで新たに出会っていく仲間たちとともに、開発に頼らない、地域のありのままの自然を活かした「新たな里山文化」づくりに取り組んでいきたいと考えています。

 かつては食料や燃料などの生活に必要な物資を持続的に得るために、また生業の場として人の手によって管理され循環していた里山は、この山村であっても現在では多くの人にとっては不要となり荒廃が進んでいます。しかし、どれだけ便利快適な現代の暮らしも根底は自然資源に依存しており、現実的な問題として日本人の生活は地球2.8個分の自然資源を消費し続けているとも言われ、人と自然との心の距離が離れるほどに地球の衰退を加速させてしまうでしょう。

 そうした未来を変えていくためには、自然と関わることに楽しさや豊かさを感じられる人を育て増やしていく必要があると感じますが、まずは自然と関わることが大好きな多様な人材による過去にとらわれない様々な利活用によって、面白い場(里山)をつくることが必要だと考えています。例えば、猟師や生き物博士、木工作家、魔女っぽい人などが1つの里山を舞台に、好きなことを突き詰め、互いを活かし合いながら自然を遊び尽くしたらどんな面白い空間になるだろうかと、想像するだけでわくわくします。その人たちが担任の先生のような役割となって魅力を発信し、興味を持っていただいた方との交流(担任を中心に地域住民や地域外からの参加者も巻き込んだ部活みたいな感じが最高ですね。)をきっかけに人の輪が広がり、新たに自然が大好きな人を育み、地域の自然も活かされ循環が生まれるのではないかと考えています。そして活動を事業として継続していくことで心も経済的にも潤い、自分たちも地域の自然と関わり続けることができ、次世代にも無理なく繋いでいける、そんな持続可能な新たな自然と共生できる文化であり地域をつくっていきたいです。

 過疎化などによって衰退している地域がこの村だけでなく、全国に数多に存在することはもちろん承知しています。だからこそ、他の地域にも共通してあるであろう「豊かな自然」を活かし、この地で活性化モデルをつくれたならば、他の地域でも応用の効く希望のある取り組みになると考えています。私自身も組織も、理想はあれどまだまだやりたいけどできていないこと、自分たちだけでは時間的にも経験値的にも難しいけど活かされていなくてもったいない財産が地域にはたくさんあります。私たちはこれからが新たな里山文化の「創設期」と位置付けており、この活動に参画したい!と思っていただける方にぜひ今回の協力隊応募にご応募いただけたら幸いです。

 ぜひみなさまのお力を貸してください。どうぞよろしくお願いいたします!!


▶︎次からは、具体的に活動で使用できるフィールドを簡単にご紹介します。

●石坂地区及び周辺地区について

 採用されることになったみなさまに主な活動フィールドとして活用していただけるのが、おたり自然学校のグリーンシーズンの拠点がある「石坂地区」とその周辺地区です。

 この地区は北アルプスの山中にある池としては最大の大きさを誇る「風吹大池」を有する風吹岳の山麓に位置し、標高約1,000m以上になると広大な美しいブナの原生林が広がっています。沢も多く水が豊富で、日当たりも良い場所が多かったこともあり稲作が盛んでしたが、3つある集落も今ではほとんどが空き家になり、急速に耕作放棄地が広がり始めています。豊富な動植物が自生し、原生の自然も残り、多くのポテンシャルを秘めた地区といえます。



●キャンプ場 石坂森林探険村

 おたり自然学校ではグリーンシーズンのベース基地としてキャンプ場運営も行っています。テントやバンガローでの宿泊はもちろん、元田んぼや渓流魚の養殖池、農業用水路などを再活用して、釣りやカヌー、自然観察、山菜やきのこ狩りなどのアクティビティを提供しています。棚田の跡地でもあり、沢や小川など水が豊富で、サンショウウオやゲンゴロウなどの水生生物も豊富に生息しています。新しくきれいなトイレと雨風を凌げる東屋もできました。




●深山遊園北野の郷

 気軽に散策できるよう遊歩道が整備された広大なブナ林、鯉や渓流魚が生息する池、山菜の王様「ネマガリタケ」狩りができる笹林、なめこなどの原木栽培きのこの収穫ができるきのこ園などがあります。池の畔には食事や集会場として使える管理棟やきれいなトイレもあります。


●ヤマブドウ・サルナシ園

 雪深い小谷村はりんごや梨など長野県の盆地では栽培が盛んな一般的な果樹が育ちにくい環境です。その代わり、野山には冬に雪の下で越冬することができるたくさんの種類の蔓性の果樹が自生しています。その中でも食味がよく人気のある「ヤマブドウ」やキウイフルーツの原種である「サルナシ」が地域の特産になっており、約80aの栽培園があります。


●棚田

 石坂地区は村内でも特にロケーションのよい広い棚田を有していますが、こちらも担い手がおらず広く耕作放棄地となりつつあります。お米栽培はもちろん、その他の作物の圃場としても活用できる可能性があります。


●古民家宿 ひじくらアッチ

 おたり自然学校が管理・運営している施設の1つで、コルチナスキー場のすぐ下にある「土倉(ひじくら)集落」の中にある築約100年の古民家です。石坂地区にある「キャンプ場 石坂森林探険村」が思い切り大自然の中で遊べる場所であるのに対して、こちらは地域文化を体験したり、地元食材をふんだんに使った食を楽しむことをコンセプトにしています。もともと民宿だった建物を改修し、内装や水回りなどはとてもきれいで、Wifiも完備。①旅館業 ②飲食店営業 ③菓子製造 ④密封包装食品製造業の許可も取得しています。

※現在は人手不足のためあまり活用できていません。こちらの管理・運営をされたい方も募集しております!

 グリーンシーズンの拠点のある石坂地区は村内でも特に雪が多く、冬季は営業に不向きのため、冬季はこちらの施設やコルチナスキー場近くで運営している「かまくら雪遊びパーク」という屋外体験施設が営業所となります。


●その他の魅力・資源について

小谷村には他にも、北アルプスへの登山口でもあり高山植物の宝庫の「栂池自然園」や、百名山の「雨飾山」、3つのスキー場に、10種類の源泉、様々な知恵や技を持った人など、たくさんの資源に恵まれています。詳しく知りたい方は小谷村の観光ページをご覧ください。



▶︎最後に、今回の協力隊募集におけるポイントなどをお伝えします。


●小谷村地域おこし協力隊になった場合のメリット

①即実践できるフィールドがある

→小谷村と協力してある程度土地などを自由に利用できる体制をとっています。大掛かりな設備や備品などが不要な取り組みであればすぐにでもやりたいことにチャレンジできる環境があります。(実際に私は移住してからなかなか自由に土地が使えず、ツアーなどを行うまでに時間を要しました^^;)

②自分の力を伸ばせる

→協力隊の任期は最長3年間になります。地域貢献に繋がる取り組みを行うことを前提に、その間にスキルアップのために必要な研修への参加、資格の取得、備品購入などには活動費を使用することができ、自身の力を伸ばしやすい環境が整っています。

③事業化への挑戦や起業に向けた準備ができる

→大好きなことを仕事にするための準備が活動を通してできます。任期後も定住される場合や起業される場合にはさらに村から補助が出ます。また、おたり自然学校への就職をご希望いただける場合には雇用条件等の協議のうえ採用いたします。

④スムーズに田舎暮らしを始められ定住への準備もできる

→役場から車や住居の支給または補助があり、生活に必要なハード面を自分で一から手配する手間が省けます。また、そのまま定住されたい場合も任期中に住みたい地区や空き家を探すなど、理想の暮らしを実現するための準備ができます。


●働き方のイメージ

▶︎雇用主は小谷村役場になりますが、みなさんの活動の受け入れ先はおたり自然学校になり、主におたり自然学校が活動する地区を拠点に日々の活動を行なっていただきます。ただし、稀に役場から例えば村のイベント業務への参加を求められた際などはそちらに時間を割いていただくこともあります。

▶︎日々の活動に関しては、まずはみなさんから「どのような取り組みをしたいか」提案していただき、的が大きく外れていなければその実現に向けて段取りを立てて進めてもらいます。ただし、夏休み期間などの繁忙期についてはおたり自然学校の優先順位の高い事業を業務として行なっていただきます。

▶︎その他、みなさんが楽しく、かつ地域おこし協力隊という仕事として取り組みが地域貢献につながるよう、都度相談しながら最良な判断をとっていきます。


●小谷村地域おこし協力隊への応募・お問合せについて

下記URL「小谷村地域おこし協力隊募集ページ」に勤務条件などをまとめておりますので、まずはご確認ください。


なお、募集は2022年度内であれば採用枠が埋まるまで随時行なっており、「雇用期間」については採用が決まり次第採用者との協議の上決定いたします。ご不明点などがあれば気軽に以下にお問合せください。


▶︎業務内容など、日々の活動に関することは「おたり自然学校」へお問合せください。

 ・電話 090-1040-5085(狩猟期で猟に出ていることが多いため繋がりにくいです。)

 ・メール info@otarinatureschool.net

▶︎給与や住居など、事務的なことについては「小谷村役場 集落支援係」へお問合せください。

 ・電話 0261-82-2589

 ・メール 1093@vill.otari.nagano.jp

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