2月15日の涅槃会の日には『やしょうま』を食べよう!




『やしょうま』とは?

皆さんのお住まいの地域では「やしょうま」を作って食べますか?

やしょうまとは、米粉を練ったものに色を付け蒸したお団子で、以前は長野県北部の地域を中心にどこのご家庭でも作られていたようです。

形は、細長い棒状の団子の上に箸を押し付けて凸状にするのが主流で、三角に似たもの、真ん中のくびれた分銅型、花弁の形をしたものなど様々で、近年では色とりどりの模様を描くやしょうまが作られ、子どもたちにも人気があります。


「やしょうま」の呼び名の由来は色々言われています。

信州は馬との関わりの深い土地で、団子の形が骨ばった馬の背に似ていることから「やせうま」がなまったものとか、またお釈迦様か臨終のときに弟子の”ヤショ”が好物の団子を作ってあげたところ、「ヤショ、うまかったぞ」とおっしゃったとか。

諸説ありますが、信州ではそんな言い伝えがあります。

一般的に「やしょうま」は家やお寺で作ったものを子供たちがもらい歩いていたもので、「やしょうまを引く」と呼んでいました。



いつ食べる?

一般的には2月15日の涅槃会の日(お釈迦様の亡くなられた日に行われる法要のこと)に仏壇に供えるために、家庭やお寺で作り、家庭では仏壇に供え、寺では涅槃会の法要の時に参詣人や子供たちに配られています。

ひじくらアッチのある小谷村では、ひと月遅れの3月15日に各家庭や保育園などで作られ、金太郎飴のように絵柄が組み込まれた棒状のやしょうまを絵柄が出るように切って食べます。



小谷流やしょうまの作り方(ぶどう柄)

【材料】

米粉 1㎏

砂糖 200g

熱湯 750~800㏄

色紅 少々(赤・青・緑・黄色)


色の配分

紫  500g(赤2:青1,5)

薄紫 500g(赤1:青1)

緑  100g(緑1)

茶色 60g(赤1:黄色1:緑1)

埋め込み外巻白 残り


【作り方】

①米粉に砂糖を加え、熱湯を少しずつ加えこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。

②こねた生地をそれぞれの色に重さを量り分け、食紅を混ぜそれぞれの色の生地を作る。

➂紫、薄紫をそれぞれ15本から18本に分ける。

④分けたもの薄紫の生地を丸め、紫の生地で包み丸めた後、10㎝の棒状にする。



⑤茶色の生地で蔓のT字のような形にし、そのままの形で10㎝に伸ばす。

⑥緑の生地で葉の部分(漢字の山のような形)を形作り、そのままの形で10㎝に伸ばす。

⑦④を1段目1本、2段目2本と徐々に本数を増やしつなげぶどうの形に整える。



⑧⑤⑥を絵柄を見ながら付け、白い生地で埋め、最後に外側に白い生地を巻く。







⑨棒状に丸め、長く伸ばし(約60㎝)3~4本に切る。



⑩蒸し器で30分程蒸す。

⑪少し冷まし、包丁で食べやすい大きさに切る(熱いうちに切りたい場合は、糸で切ると綺麗に切れます。)




ほんのり甘くモチモチとした食感で、小さなお子様のおやつにもおススメです!

作る過程も粘土遊びの様で楽しいので、お子様と一緒に作ってみてはいかがでしょうか?

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